ポルシェ911 (993)カレラS
オールペイント作業依頼。
関東までの引き取り依頼で、
往復1200キロ。
ご相談いただければ、遠方の納車引き取り
ご対応させて頂きます。
ターボボディのカレラS、
リヤフェンダーの丸み形状
いいですね。
964までフロントウインドガラスと
リヤウインドガラスはゴム式のはめ込みで
取り付け固定されていたのですが、
993はボディ強度を上げる為か
接着剤による接着式で固定。
困ったことに、ガラスを脱着しようと
接着剤を切り離す事により、
ガラスに対して一体構造となっております
モールを固定しておりますプラスチック製
ガイドレールが壊れてしまいフロントリヤ共
ガラスの再使用は不可、、、。
993はウインドガラスを外すことイコール
ウインドガラス交換になりますので、
ウインドガラス作業は高額になります。
オールペイント作業においては、
ウインドガラスからの水漏れや
錆びが無ければモールだけを取り外しして
作業出来るのですが、
モール取り外し時にガラス周りにあります
プラスチック製のレールが経年劣化で
壊れたりもしますので、
取り外し作業して見ないと判らないので、
取り外し作業へ。
モール取り外しした結果は、
無事何とかモール取れました。
これがウインド周りにあります
ゴム製のモールで、
日々の猛暑でゴムも
柔らかくなっております為、
良かったです。
構造的には赤色矢印の所に
プラスチック製レールがあり、
ここにモールがはめ込んであります。
カーボン製のヘラを使い
ボディ側にキズ付けないように接着剤の辞去と、
サビがないかも確認作業。
ポルシェ911 (993)カレラS
オールペイント作業
最初に作業したのは、
左右リヤフェンダーに貼ってあります
ストーンガードフィルム。
温めながら剥がしていくのですが、
フィルム劣化しているため
細かく千切れて取れて、
一番大変なのは糊跡の除去作業。
溶剤を使い拭き作業していくのですが、
糊がネチョネチョとなって取れて
至る所溶けた糊だらけ、、、。
何とか取れたのですが、
塗装面にまでひび割れた模様が
残っているのを見ますと、
こうした糊跡強いですね。
ここからは部品外し作業で、
まずはフロントバンパーから。
あれ?
ステップカバーの上に、
蓄積した黒い粒々が、、、。
これはキャニスタータンクの中に
入ってます活性炭で、
内部の経年劣化による破損で、
出てきてしまったのが原因。
996.993ともに同じ部品なので、
同じ現象が起きます。
こんな感じで、各部確認しながら、
リヤバンパー取り外しまで作業完了です。
ポルシェ911 (993)カレラS
オールペイント作業
リヤバンパー取り外ししますと、
カバー裏面が全体オイルの汚れあり。
エンジン側を見ますとオイル漏れ
それほどないので、
過去のオイル汚れのよう。
オイル汚れひどかったので、
先に洗浄液使い洗浄。
アルミ製のマットも
鈍く光ってきました。
あれ、ドア内部に何かある?
手に取ってみると、
ドア裏に貼ってある防音目的で貼ってある
サイレンサーバット。
本来ここに貼ってあるのですが、
誰か貼ってあるサイレンサーバットを取って
ドア内部に取ったパットを
そのままにしてあったよう。
左右でこれだけの量の
サイレンサーバットが
入っておりました。
ちなみに、このサイレンサーパットは
RSには軽量化の為貼ってなくて、
ドアを閉めた時の音が、高いです。
ポルシェ911 (993)カレラS
オールペイント作業
フロント リヤバンパーの
付属部品取り外しして
オーディオの撤去作業。
撤去にあたりこのオーディオシステム
フロントトランクルーム内にアンプかあり
フロントトランク内から、
室内へ行く配線や
ナビシステム関連の配線で、
予想以上の配線の量。
取り付けした人は
もっと大変だったと思いますが、、、
次に作業したのは、フロントピラー交換。
ドアストッパーの固定部が
外方向に動いてMIG溶接のあり。
裏面にも亀裂あり。
このドアストッパー部のパネル構造は
2重構造になっており、
内側でのパネル変形は修理は無理なので、
パネル交換作業へ。
ポルシェ911 (993)カレラS
オールペイント作業
左右ドアの付属部品を
ボンネット開口部の
ウェザーストリップ取り外ししたら、
各部に初期のサビあり。
こうした所は湿気持ちやすいため
どうしてもサビやすい所であります。
ガラス開口部見ますと、
ガラスの接着剤が
ボディ側にべったりとあり。
993はクォターガラスからの
雨漏れ防止のため、
接着剤多いです。
クォーターガラス下ありますモール、
取り外ししましたら、
次はこんな状態、、。
これら接着剤を地道に辞去作業。
空冷ポルシェ、こうした接着剤の
辞去作業多いのですが、
掃除をしておりますと、
こうしたサビの発見にもなったりと、
隅々の色々な所見えてきます。
同様にドア開口部も
ウェザーされておりますので、
貼り付けされておりますので、
接着剤の除去作業。
ちなみにこうした接着剤の糊跡、
きれいに取らずに残したままで
新たに接着剤で貼り付けしても
接着剤は接着出来ないです。
このへんもボンネット開口部と同じで、
ウエザーストリップとの間に
湿気が溜まりやすいので、
サビ出やすいです。
こうして色々な部品
取り外ししていきますと、
長年の泥汚れが各部に
蓄積されておりますので、
こうした汚れは塗装時の
ゴミ付着の問題にもなりますので、
洗い流すのがいいですね。
左側のコンデンサー側に
落ち葉等の蓄積物かなりあり。
これらの不純物を清掃後、
ポルシェ911 (993)カレラS
オールペイント作業
右ステップの凹み修理。
一番下側ラインのところが
潰れております。
叩くよりじわじわと力加えた方が、
元の形に戻ってきます。
ストーンガードフィルムの糊跡面、
塗膜が柔らかくなっており、
ペーパーに絡む程、、。
色々と考えたのですが、
問題点になる塗膜は辞去が鉄則なので、
スタンドックス エッチングプライマーにて
下処理塗装後、
ボンネット開口部、
ウェザーストリップが付く所、
錆がありましたので、
シーリングの辞去して
ポルシェ911 (993)カレラS
オールペイント作業
各部修理した所、
目的は素地金属部とパテの密着を
高めるため。
輸入車の場合、
亜鉛メッキ層が厚いので、
要注意です。
塗装しましたプライマーの上から
パテ作業工程になります。
左右リヤフェンダーの
旧塗膜の段差部は、
スプレーパテで作業。
露出してます素地金属部に、
エッチングプライマー塗装してから、
ライトグレー色に色替えされましたボディ、
この状態で乾燥になります。
ポルシェ911 (993)カレラS
オールペイント作業、
ドアミラー分解作業。
964後期と993のドアミラーは同じで、
困るのがこの間にありますスプリング、
このスプリングを縮めて
ボルトを回す構造なので、
専用工具を使い分解。
ちなみにこのスプリング、
固いので甘く考えて作業しますと
大変な事になりますよ。(笑)
ドアミラー全バラしますと、
これだけの量の部品構成で、
当時はドアミラー1個でも、
コスト掛かっていた時代なのですね。
ポルシェ911 (993)カレラS
オールペイント作業、
純正のターボウイング、
塗膜の浮きがあると思い、
スクレパーで一部取って見たら、
あれ?
取れた塗膜を見ますと
白色ゲルコートの上に
直接シルバー塗装してあり、
シルバー色が5回塗装と
ブラック色が1回塗装されているのが
わかります。
材質がFRP製の為化学薬品を使っての
剥離出来ないので、
エアーの力を使ったりして取るのですが、
こうした作業大体が一部が
取れなくて残り困るもので、
後で気づいたのですが、
グリル裏面がウイング開けますと
丸見えなので、再度下地塗装に。
これらの作業を終えた感想、
最初はどうなるのかと思ったのですが、
何とかなったターボウイングでした。
ポルシェ911 (993)カレラS
オールペイント作業
左右ドアの修理作業。
続いて左右ドアに補修塗装歴あったのですが、
塗膜の密着が宜しくなかったので、
サンディングしましたら、
作業していると、
まったく密着していない事がわかり、
露出しました素地金属部に
プライマー塗装で下処理してから、
パネルの歪取るため、
スタンドックス スプレーパテを塗装。
ポルシェ911 (993)カレラS
オールペイント作業、
ここからは各パーツ類の作業へ~。
車の特性上、フロントバンパー下面には
かなりの故擦り傷あり。
大きさにカットして、
接着剤をスプレーガンで吹き付け後、
ドアミラーカバーは片側交換のため、
1個のみ下地塗装して、
作業完了です。