オールペイント作業で入庫の
BNR34 GT-R V-spec
塗装色は限定色のLV4
マジョラーカラー
見る角度によって色が変わるボディ色
まずは、左リヤフェンダーからの修理で
過去の修理のパテ割れ
表面のヒビ割れているところを衝撃あたえた所
パテがボロボロと取れてきて、
素地金属部はサビだらけ、、、
こうなりますと、新品パネル交換の為、
左クオーターパネル交換作業へ。
クォーターパネル取り外してみたら、
内板パネルに腐食あり。
まずは、ホイールハウスフロント側の
腐食修理から。
続いてホイールハウスリヤ側の腐食修理。
ここは3枚のパネルで構成されており、
3枚ともパネルが腐食あり。
リヤフェンダー外れている状態で、
トランク内部のフロアの腐食箇所先に修理。
BNR34 スカイライン GT-R V-Spec
オールペイント作業
右側ステップ後方部腐食修理
表パネルから見ると、
これだけのサビなのだが、
番外側のパネル取り外してみたら、
😨
ホイールハウスアウターパネル
腐食して形ないし、、、
最後にリアフェンダーアウターパネル
取り付けして、
右ステップ後方部腐食修理完了。
BNR34 GT-R V-spec
続いて作業したのは、
バックパネルの修理。
まずは、トランクウェザースリップ
取り付け部に腐食あり。
ブラストにて除去作業。
こうしたサビは、
サビの根っこからの除去が1番ベスト。
カットした腐食箇所を新たな鋼板で製作して、
防錆処理してから取付。
オールペイント作業で入庫の
BNR34 GT-R V-spec
次に作業したのは、フロントピラー周り
外観から見ると、こんな状態のサビですが、
フェンダーエプロンのホースメント
取り外してると、中はこんな状態、、、
一部腐食による穴空きありましたので、
カットして交換作業後、
オールペイント作業の
BNR34 GT-R V-spec
次に作業したのは左フロントストラット
取り付け部のサビ修理。
パネル裏面を見ますとサビはないので、
パネルの継手での腐食か?
あくまで推測なんですが
中に水分が入り込むのが原因なのかなぁ。
両パネルの錆びたところを除去して、
腐食のひどいところをカット交換して、
防錆プライマー塗装して下処理後、
他の作業同様、きれいに錆落実施して、
アウターパネル製作して、
BNR34 スカイライン GT-R
V-Spec オールペイント作業
ここからは下地工程につき、
まずは素地鋼板にプライマー塗装。
パテ研ぎ終えたら塗装ブース内で
マスキングしてから下地塗装。
オールペイント作業の
BNR34 GT-R V-spec
次に作業したのトランクの修理
トランクパネル面に無数の小さなサビあり。
マスキングテープ貼ってあるところが
目視で見てわかる所で錆がある所。
これだけ広範囲にありますと、
剥離した方が早いので、
剥離剤を使い剥離作業へ
こうした剥離作業、冬場の寒い時は、
剥離剤の反応非常に悪いので、待ち時間長い。
この状態まで剥離した後
水洗いにて洗浄作業。
剥離剤は水性なので、水洗いが基本。
BNR34 スカイライン GT-R
V-Spec オールペイント作業、
残りのパネルも同様に、下地塗装まで作業。
スポイラーとかの部品につきましては、
長年の泥汚れが裏面にあるので、
その汚れを水洗いしてから
ドアミラーやドアアウターハンドルに
つきましては、全バラしてから、
BNR34 スカイライン GT-R
V-Spec オールペイント作業
次に作用したのは、リアウィングの作業
過去に誰かが強引に回そうとして
ネジ山ダメしてしまったようなのだが、
こうなってしまってますと
ネジまわす事出来ないので最悪状態。
とほほ,,,😭
さらに見ますと他にもネジ山潰れと
ボルト折れあっりと罪悪状態。
あと、ウォッシャーノズル製造廃止のため
部品がなかったので、修理作業。
BNR34 スカイライン GT-R
V-Spec オールペイント作業
次産業したのは、エンジンルーム内の付属部品
取り外し作業のためリフト移動。
34 GT-Rの場合、エンジンルーム内狭い上、
インタークーラー関連のパイプ数が多くて、
取り外しも大変。
たくさんの工具出してきての作業の上、
何とか取り外し状態です。
リヤ顔は側に付いている、
配達関連の部品も一緒に取り外しして、
部品取り外し完了。
BNR34 スカイライン GT-R
V-Spec オールペイント作業、
タイヤハウス内のアンダーコート塗装のため、
足回り分解して、
燃料給油パイプカバー取り外したら
あれ😰
腐食あるし、、。
まだ腐食箇所あったの知らなかった、、、。
とりあえず表のパネルカットして、
2枚目のパネルカットしたところ、
フレームに大きな穴開いていた。
ただ作業中に気づいたのだが、
タイヤハウスインナーこんな状態になっており、
更に腐食あるのを発見。
あれ、まだだったんだ😨
修理作業のため、
表面のリヤフェンダーパネルをカットしてみたら、
あれ想像以上に腐食進んでるし、、、😱
さらに大きくカット閉めると
タイヤハウスこんな状態だった、、、
BNR34 スカイライン GT-R
V-Spec オールペイント作業
ここからは塗装の下準備作業で、
まずはエンジンルーム内の清掃。
ウエスに含ませたシンナーで拭くですが、
冬婆はシンナーが冷たくて大変ですわ。
エンジンルーム内清掃していて気づいたのは、アッパーサポートのサビとか傷の結構あるので、
アッパーサポートを修理作業へ。
ここからは塗装工程で、
まずはタイヤハウス内とリヤフロアの
アンダーコート塗装作業の為、
マスキング作業後、
BNR34 スカイライン GT-R
V-Spec オールペイント作業、
次に作業したのはエンジンルーム内と
トランクルーム内の塗装。
エンジンルーム内は内繁色の黒色で
塗装されていますので、
調色した色での塗装仕上げ。
BNR34 スカイライン GT-R
V-Spec オールペイント作業
ここからは、取り外しした部品の組み付け作業。
まずは、アテーサー関連の部品取り付け。
オイルのゴムホース関係、
経年劣化していたので、全交換での作業。
次に、エンジンルーム内の組み付け作業。
こちらも、ゴムホースやパイピング関連の
ゴム関係の部品、
経年劣化しておりましたので、
ほぼ全交換で部品組み付け作業。
ラジエーター、インタークーラーも取り付けして部品組み付け完了。
BNR34 スカイライン GT-R
V-Spec オールペイント作業
ここからは塗装工程になるのですが、
塗装前にトランクを開けたところが、
黒色で塗装されているため、
BNR34 スカイライン GT-R
V-Spec オールペイント作業
ここからは、ボディの上塗り塗装。
マスキングをしてから、
上塗り作業なのですが、
今回塗装します日産LV4につきましては
スタンドックスの方から
パール色がパッケージからで
用意されておりますので、
それをパール原色を使っての
塗装工程になります。
ただ、そのパール原色1L缶とても
高価な価格になっており
驚きなのですが。
黒系のベースカラーを塗装してから、
LV4パッケージカラーのパール原色を
塗装するのですが、
塗装回数が多いのでそれに比例して、
塗装時間も長いので、
塗装します色としては
結構大変な色になります。
一緒に、ドアヒンジと
フェルリッド裏面も塗装して、
ボディの塗装完了。
BNR34 スカイライン GT-R
V-Spec オールペイント作業
引き続き塗装作業写真になります。
説明は特にありませんが、
ひたすら塗装するのみです。😊
一緒に全部を塗装できると
1番手っ取り早いですが、
塗装室内に入る部品の量も限られているのと、
塗装する方も長時間だと疲れてしまうので、
何回かに分けて塗装作業してます。
ドア裏面もクリヤーで、ヌメヌメ仕上げ。
BNR34 スカイライン GT-R V-Spec
オールペイント作業
続い塗装したのはリヤウイング。
R34のウイングタイプのスポイラー、
両面が丸見えなので両面塗装必要のため、
こうした塗装専用スタンドを用いて固定。
別色でチビウイングあったりと、
R34のリヤウイングも塗装点数沢山あり。
リヤバンパーホースメントも塗装して
塗装工程終わりです。
塗装終えた各パネル車側に取り付けして、
マスキングしてから、磨き工程。
マスキングするのは、ポリッシャーの回転で
コンパウンド飛び散るため。
部品組付け作業の前に、
防錆剤ノックスドールを塗装。
缶スプレーではなくて、
タンク内部に加圧かけて防錆剤を出す
専用スプレーガンを使い作業で
今回フレームの奥に塗装したかったので、
超ロングのノズルを使って塗装。
ノズル先端部は360度噴射
する構造になってます。
リヤフェンダー内部、ステップ、
ドアにも作業して防錆処理完了です。
BNR34 スカイライン GT-R V-Spec
オールペイント作業
ここからは部品組付け作業。
ただ部品を取り付けすればよいわけではなく、
消耗部品を交換しながらの作業で、
経年劣化でゴム類のパーツは
固くなっており再使用は不可の為
新品部品交換
ボンネットやトランクの当たりゴムは、
潰れておりガタツキの原因になります。
全バラになっておりますドアミラー、
ミラー交換して組み立て。
アウターハンドルも組み立て。
可動部の確認しながら清掃したりしてから、
ドアの部品組付け。
防水ビニール新品部品交換して取り付け後、
ドア内張取り付けしてドアの作業完了です。
テールランプ組み立てにあたり、
ランプ取り付け固定ボルトの所に
丸い防水パッキンあり、
亀裂生じおりますので、
新品部品交換後取り付け。
ちなみにそのまま取り付けしますと、
雨漏れの原因になります。
同様にボディ側のグロメットにも
防水パッキン付いておりますので、
全部新品部品交換して、
部品取り付けしております。
BNR34 スカイライン GT-Rオールペイント作業
取り外ししてあったガラスの取り付け。
クォーターガラスにおいては、
再利用不可なので新品交換で作業。
新品部品の各ラベル類、
34GT-Rの場合全部新品部品で揃ったのですが、
ちょっと車が古くなると
なかなか全部揃わない部品。
ドライカーボン製の純正ディフューザー、
汚れ落としの為洗浄後、取り付け~。
一言でデカイです。
部品価格も高額ですが、、。
こんな感じでだんだん出来上がって来ております
BNR34 スカイライン GT-R V-Specです。
BNR34 スカイライン GT-Rオールペイント作業
リヤウイングの部引く組付けにあたり、
小さい方のウイングにゴムが当たるところに
プロテクションフィルムが貼ってあったので、
カットして製作して貼りつけ作業。
ウイング取り付け前にマスキングしてから、
最終磨き工程を経て、
最後に、フロントバンパーを取り付けして、
すべての作業完了。
完成写真になります。
今回の作業依頼どうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。